VOYAGE GROUPで新卒エンジニアを生暖かく見守ったお話 #vgadvent2012
※この記事はVOYAGE GROUP エンジニアブログ : Advent Calendar 2012の13日目の記事として書かれています。
ご無沙汰しております、あるいははじめまして。 ここ1年強、VOYAGE GROUPでPHPerのトレンドを社内に伝える仕事をしています。ついでにシステムも作っています。
さて、VOYAGE GROUPエンジニアブログ Advent Calendar 2012、13日目がやってまいりました。いよいよ後半戦です。このエントリでは空気を読まずに真面目な話を適当に書きたいと思います。
2012年4月に弊社VOYAGE GROUPには多くの新卒が入ってきました。入社すると彼らは1か月の基礎研修を受けることになります。エンジニアとして入社した新卒たちはさらに技術研修を受け、その後ようやく各部署に配属となります。配属された後もOJT担当がつけられて実地での研修となります。
そんな彼らと研修の教官でもOJT担当でもない私がこの1年どのように関わって来たかご紹介したいと思います。
同じ部署の新卒との関わり
部署内の新卒とは自然と関わりが多くなります。OJT担当であるかは関係なく出来る限りの指導を行いました。
社内でコードレビューを行う風潮が根付いて居いたため、新卒の指導の機会として利用することができました。通常のレビューでは問題点を指摘するだけですが、新卒相手の場合には詳しい説明をしたり、逆にわざとヒントだけ与えるということもしました。
また、一人では解決が難しそうだと判断した場合にはペアプロを行うことも何度かありました。ペアプロでは主に新卒のこにドライバーを任せていました。自由に書かせて詰まっているときや明らかに間違っているときヒントを与える形です。考える力を付けるにはドライバーの方が向いていますから。
ところで、同じ部署に配属された新卒について弊社CTOの小賀と話をする機会がありました。ボルダリングサークルの後だったかと思います。
その時の話の中で2つの言葉が印象に残っています。
1つ目は「失敗させた方が良い」という趣旨の言葉です。失敗することによってはじめて学べることがあるので(取り返せる範囲で)失敗を経験させるべきだということでした。失敗するとわかっているのをあえて何も言わずに見守るのはとても労力を使うことです。本当に苦労しました。
2つ目は「叱る人が必要だ」という言葉です。この話が有ってから、新卒のRくんに対してあえて厳しく当たるようにしました。しばらくすると脅えられる様になりましたが、その分気持ちを引き締めて仕事をしてもらえたのではないかと思います。
そんな指導のおかげか、彼自身の努力のたまものか、Rくんが最近他部署のエンジニアに褒められているとの噂を耳にしました。とてもうれしかったです。
他部署の新卒との関わり
彼らとは社内勉強会でのかかわりが主になります。社内勉強会で何度か登壇した時には意欲的に話を聞いてくれました。
勉強会後に社内バーのAJITOで話すとこともありました。もう少し関われたらよかったなと思わなくもないです。