LinuxをUPnP対応ルータにする

LinuxUPnP対応ルータにするためのlinuxigdが久々にアップデートされたので、ためらっていた導入をしようかと思う。
LinuxIGDを見つけたときは数年前から開発がとまっていて、リリースはされないが何気メンテナンスかれているCVSバージョンを利用するのが慣例となっていた。そのような慣例はよろしくないので通りすがりに指摘したところ、一気にリリースされる運びとなった。
開発には指一本触れていないけれど、自分の一言で物事が動き出すのは気持ちがいいですね。

ということで、LinuxIGDを簡単に説明。
LinuxIGDはiptablesを用いてルータとして設定されているLinuxマシンにUPnP機能を追加する。LinuxIGDはlibupnpに依存しているのでこいつを先に入れてあげる。現在LinuxIGDが対応しているlibupnpのバージョンは1.3.1以降。libupnpが下位互換を保っているので1.4.xでも動くらしい。

ところで、常用しているVineLinuxにはlibupnpが入っていないのでどっかから持ってくる必要がある。とりあえず、このへんを拝借。

LinuxIGDのspecファイルでlibupnp-develをBuildRequiresしていなかったのを修正して、libupnp、LinuxIGD共に問題なくビルド終了。インストールと動作確認をすると失敗したときに周りの人もネットワーク遮断されるので早朝時間があるときにでも。